CASE導入事例

情シス

【製造業】必要な時だけ丸投げOK「情シスアウトソース」

製造業:D社(70名規模)
金属部品の加工や受注生産を行うD社様では、発注先や加工関係先との管理強化のために数年前から受発注システムを導入。工場と本社間での在庫管理や、取引先との受発注管理に活用されていました。導入後しばらくは、問題なく業務効率化が図れていた状況ですが、従業員向けのパソコン追加やシステム連携先の会社追加に伴い、時々パソコンの動作が遅くなる状況に。 社内で比較的ITに詳しい人が都度検索をしながら対応していましたが、その方の退職が決まり、とは言えIT専門家を採用する余裕はなく、困っていたところでアイルミッションの「情シス部門アウトソースサービス」を知り、ご相談頂きました。 ※お客様との秘密保持契約に基づき、社名の公表は不可となります。 また、本事例に使用している画像はイメージであり、実際のお客様環境とは関係ございません。

人が居ない、お金もない、時間もない、わからない・・。

Q:まずは抱えてらっしゃった課題をお聞かせください。
A:もう今やIT機器・・というか導入した受発注システム無しでは業務にならない状態ですが、どうしても時々「わけわからない」挙動が起きるじゃないですか?急に動きが遅くなったり、固まったり、何かメッセージが出たり、読み込み?でくるくる回ったままになったり・・・。原因も分からず、比較的詳しい人間がそれこそ検索しながら対応していたのですが、段々と頻度が多くなり、もしかして「このままではまずい?」と感じながらも、止まる事はないので騙し騙し運用していました。そんな中、一番詳しくいつも対応していた従業員の退社が決まり、いよいよこのままではまずいぞ・・・となった次第です。

アウトソースサービスってちょうど良いのでは?

Q:弊社のアウトソースサービスに期待した事は?
A:正直「困った時だけで良い」これに尽きます。加えて、そもそも原因は何なのか。そこさえわかっておけば、今だから言いますが極論「1回のみ」でも構わないかと思っていました。何にしろ、コスト的に選任担当の採用が厳しいのは間違い無いので、一度相談してみて「専任担当雇うより安いなら、試してみようかな・・」といった軽い感じでしたね。最初は。アイルミッションさんには申し訳ないですが。

ズバリ「安く・必要な時・丸投げ」がありがたい

Q:いえいえ。お声がけありがとうございます。実際に使ってみていかがでしたか?
A:知らない事ばかりで助かったのが一番です。正直言うと今でも技術的な事は良く分かっていないのですが、ネットワークの負荷・サーバーCPU負荷・メモリー不足・・・「ああ、そういえば前にいた担当者もそんな事言っていたな」という原因を、通常時と月末月初などの遅くなるタイミングで分かりやすく比較してくれて、「とりあえず原因が分かった」のと、余分なメモリーの削除で「ひとまず直近は大丈夫」と判断できただけでも大助かりです。また、社内メンバーの「IT環境に対する考え方」にも変化が出てきました。

IT環境の考え方が社内にも少し浸透

Q:社内での考え方の変化とはどういう所が?
A:簡単な所で言うと「データをためすぎない」とか「使いもしないのに同時に立ち上げない」なんていう、ちょっとでも効果あるかな・・という使い方に対する意識もそうなのですが、とは言え将来に向けて、もっと発注先や取引先を増やすには、IT環境の増強も必要だよね・・という一つの指針が出来た事ですかね。これが分かっていないと、新規取引開始後に、システム停止で大変な事になっていたかも知れません。IT投資のコストも見据えて新規獲得を狙っていく意識が生まれた事は大きいと思います。

自社でのIT知見も高めていきたい

Q:より将来的な目標や取り組みへの想いがあればお聞かせください
A:現状はアイルミッションさんと定期メンテナンス契約をさせていただいていますが、やはり将来的には、社内に「専門家」とまではいかなくても、自分たちでも負荷状況やメモリー状況が見れる、現状の診断ができるくらいにはなっておきたいと思っています。決してアイルミッションさんの定期メンテナンス費用が惜しいという観点ではなく、その方がより具体的なIT環境の投資検討が出来るようになるだろうという事と、そこからのWebシステム化推進などで、若い世代の採用に活かしたい思いがあるためです。「ITに強いものづくり工場」を目指していきたいですね。